技術情報

試作の巻線工程では「手巻き」が主流であり、作業者によって品質や作業時間にムラが生じるという課題があります。アドビックではこれらを解決する治具の開発に取り組みました。
従来の課題:手巻きによるバラつき
従来の手作業による巻線では、熟練度や作業スピードに個人差があり、特に電線のテンションを安定させることは困難で、コイルの品質がバラつく原因になっていました。
解決策:専用治具の開発
テンションの安定化と巻き数の正確な管理が可能な専用治具を新たに開発。さらに、巻き数を正確にカウントできるデジタルカウンターや、視覚・聴覚で感知できるブザーやランプも設置しました。
効果:高品質・効率UPを実現
これにより、誰が作業しても高品質で均一な仕上がりが実現できるようになり、人的なバラつきがほぼゼロに。作業効率も大幅に向上し、試作のスピードアップに貢献しています。
治具導入前 作業時間 5H ⇒ 1.2Hに短縮
このような生産体制の改善によって、取引企業様にも大きなメリットが生まれます。
- 高品質な試作コイルを安定して供給
- 短納期対応が可能に
- 量産に向けた再現性の高い試作が実現
特に精度が求められるモーター設計において、試作段階から信頼性の高いコイルが手に入ることは、開発スピードと製品品質の両方に直結します。
高品質な手巻きコイル試作が可能に
手巻きの限界を超えるために生まれた今回の専用治具開発。生産性の向上と品質の均一化を同時にクリアし、巻線コイル試作を大きく進化させました。
そして何より、私たちは常にお客様の利益を最優先に考え、現場の改善と技術革新に企業努力を惜しまない姿勢を貫いてきました。この取り組みは、品質や納期、コスト面においてお客様の信頼に応えるための一環です。
高品質なモーター製品を目指す開発部門の皆様へ――この新たなコイル試作の仕組みが、貴社の開発をよりスピーディーかつ確実にサポートします。
お役立ち情報
-
弊社の休業日をのぞいた2営業日以内にご返信致します。
2営業日以上ご連絡がない場合は、メールが届いていない可能性がございます。
再度メールフォームよりお問い合わせいただくか、お電話にてご連絡をお願い致します。